アロハ
サスティナビリティーとは、興味深い言葉です。流行語として捉えられることもありますが、価値観や期待された成果を表す言葉だとされることもあります。私自身にとっての、クアロア・ランチに関する「サスティナビリティー」とは、食べ物や、その他の農産物の生産に土地が使われている間、その土地を保護すること、固有の生態系を保護し回復させること、ハワイの文化に敬意を払い、それを永続させること、そして従業員、ゲスト、コミュニティーに豊かさを提供すること、こういったことを意味します。
この度、クアロア・ランチ2020年サスティナビリティー報告書を発表させていただけることを、感謝の気持ちと共に、大変嬉しく思っております。一企業として成長していく中で、我々自身が、新たな、そして更なる責任を担う力があることに気付き、その力が、我々にとって重要な数々の分野において、よりポジティブな影響を生み出せるよう、クアロア・ランチを発展させる手助けとなりました。長年に渡って、この私設自然保護区内にて行われてきたアウトドア・アクティビティを成功させてきたことにより、農産物生産活動や、我々の土地の保全活動を拡張することができ、さらに、コミュニティーへの支援、ハワイの文化に対する畏敬の念をより強めていくことができました。
2019年には、社内に多種多様なサスティナビリティーへの取り組みを、リサーチおよび管理する職を新たに設けました。この度、ステファニー・モック氏を当社にお迎えできたことを、我々は大変嬉しく思っております。氏は当社の改善に加え、従業員、ゲスト、広範囲なコミュニティーの生活を向上させるべく、多大な努力を重ねられてきました。サスティナビリティーとは、最終的なゴールではなく、さらに先へと続く旅であると我々は認識しており、更なる改善を加え続けていくために、我々ができることは数多くあります。我々は、感謝の気持ちと共に、正しい道、正しい方向へと向かっていると確信しています。
マハロ
クアロア・ランチ社長
ジョン・モーガン